エコリフォームでソーラーパネルを設置する時に注意すべき雷や雹のトラブル

時代の移り変わりの中でエコリフォームの一環として自宅にソーラーパネルを設置する人が増えています。電気代を抑えられるなどメリットも多い反面、利用する上で気を付けなくてはいけないのが自然災害です。
中でも比較的多い災害に被害に雷があります。

とは言え、雷は高い所に落ちやすいという特性があるので屋根に設置した場合でも周辺にビルやマンションがあれば直撃する心配はありません。
気を付けるべきは誘導雷です。誘導雷とは近くに雷が落ちた時に電圧差で周辺に影響を与えるトラブルのことを言います。ソーラーパネルに被害がなくても、近くに落ちたことで機材が破損するといったケースもあるので注意が必要です。

その他、雷と並んで起こりやすい自然災害による被害に雹があります。積乱雲の中で作られる雹は一般的に5mm前後の大きさですが、勢い良く当たることでガラスを破損させる事例も少なくありません。

自然災害を想定して耐久性を備えているといっても、長い時間に渡って繰り返し当たり続けていればパネルが破損することもあります。パネルは枚数によって発電量が変わるので一部分が破損しても気が付き難いのが実情です。特に屋根に設置していると目視による確認も簡単ではないので、知らずにそのまま使い続けて被害が広がるというトラブルもあります。

ソーラーパネルが破損した場合、速やかに業者に連絡をして修理や部品の交換をしてもらわなくてはいけません。状況によっては多額の費用が掛かってしまうこともありますが、その負担を大きく減らす手段の一つが保険です。自然災害、休業補償など太陽光発電に関する保険はいくつかあります。

これらに加入をしておくと修理費用を抑えられるだけでなく、トラブルから復旧までの期間に得られるはずだった売電収入を得ることも可能です。雷や雹は地域によって発生のしやすさが変わります。

頻繁に起こりやすいエリアに住んでいる人は万が一に備えて保険に加入をしておくことが大切です。